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ち~む@じょいふるボードゲーム部でプレイしたボード・カードゲームのレポートです。
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今例会でプレイされたゲーム:

「ハートオブクラウン」
「アークキング」
「ヴォーパルス」

この日は、ゲームマーケット2011春の戦利品をプレイすることになりました。

【ハートオブクラウン】
Dsc01129.jpg
まずは「ハートオブクラウン」、デッキ構築ゲームです。

サプライからカードを購入していくのはオーソドックスなシステムですが、最終的な勝利点の獲得方法に特徴があります。
勝利点は「継承権」というタイプのカードから得ることができますが、ただ購入してデッキに入るだけでは勝利点になりません。
まず、プリンセスの中から1人(双子もいますが)を選んで擁立し、それから継承権カードを出すことによってようやく勝利点に繋がるようになっています。
プリンセスはそれぞれ異なる特殊能力を持っているので、それを活かすべく早く擁立したいところですが、擁立時に形成される「直轄地」の能力が、擁立時に使用したカードに依存するので急ぐかどうかは難しいところです。

今回の参加者は全員「ドミニオン」の経験があるため、インストは比較的容易でした。
登場するカードの説明をしなければならないのはデッキ構築ゲームの宿命なので諦めですねw

ということでゲーム開始。
サプライに、デッキの軽圧縮ができる「寄付」というカードがあったので、そこから立ち上げていこうと思いましたが、ドミニオンの「銅貨」に当たる「農村」が偏ってしまいます。
おまけに、この「寄付」が思ったより使いづらく、軽圧縮でアドバンテージを稼ぐ策はままならず。
取り敢えずドミニオンの「銀貨」に当たる「都市」を購入してデッキの地力を強化していきます。

ゲームは進み、最初にプリンセス擁立に必要な6金を叩き出したのはひいろさん。
擁立くるか? と思いましたがデッキ強化のためにドミニオンの「金貨」に相当する「大都市」を購入。
もう少しデッキの地力を上げつつ、強力な直轄地を狙う・・・というところでしょうか。

続いて6金に届いたのは私でした。
やっぱり1枚は「大都市」が欲しいかなあ、とも思いましたが、折角なので「姫将軍 フラマリア」を擁立することに決めました。
フラマリアの特殊能力は直轄地の強化で、最初に擁立するのに適しているのでは、という判断です。
これで私は継承権カードを使って勝利点を獲得できるようになりました。

ここで場を動かしたのはN島さん。
使用した行動カードをデッキの一番上に戻す「補給部隊」と、高コストのカードを捨てさせる「追い立てられた魔獣」のコンボが回りだします。
これがもろにヒットしてしまったのがひいろさんで、折角買い集めている「大都市」を毎回のように捨てさせられてしまう破目に。
それを見て、私は「大都市」を諦め、お金は「都市」に依存する方向へ動きました。
結果的に、早めに擁立を済ませておいたのは正解でした。

中盤に入り、全員がプリンセスの擁立を終え、今度は勝利点狙いにシフトします。
ここでもN島さんの「補給部隊」+「追い立てられた魔獣」のコンボは影響が大きく、コストの低い「宮廷侍女」以外はなかなか場に出せません。
その「宮廷侍女」も早々と売り切れてしまったので、やや膠着状態に。
勝利点的には、「第二皇女 ラオリリ」の特殊能力に加え、早めに「宮廷侍女」を買っていたこれくんが優勢な状況です。

ここでようやく、地道に「都市」を買い集めていた効果が出てきました。
8金に達し、6点を得られる「公爵」に手が届くようになってきます。
こうなれば後は、「追い立てられた魔獣」で捨てさせられてもいいように、カードを引く手段を用意しながら、どんどん継承権カードを買い増していくのみ。

それでもなかなか継承権カードを場に出すことはできませんでしたが、運良く「公爵」を場に出すことができ、私が最初に20点に到達。
「侯爵」3枚、「宮廷侍女」1枚で、「戴冠式」を宣言します。
手番が一周する間に誰も20点に達しなければ私の勝利です。

この時点でチャンスがあったのはこれくんでしたが、残念ながら継承権カードを引くことができませんでした。
ひいろさんも「双子の姫 レイン&シオン」の特殊能力を発動させて一発逆転を狙いますが、こちらも引きに恵まれずゲームは終了しました。

やはり亜種ですので、ドミニオンのプレイ経験はあるに越したことのないゲームです。
まだ一度しか遊んでいないので評価は難しいですが、バランスについてはなかなか考えられているように思いました。
「アセンション」ほどではありませんが、サプライがある程度ランダムになるのも面白いと思います。

N島:9 ひいろ:8 いずみっくす:20◎ これ:15


【アークキング】
Dsc01130.jpg
続いては「アークキング」。
「世界の七不思議」で一躍話題となった、カードのドラフトをシステムの中心に据えたゲームです。

プレイヤーは失われた王国の王子となり、様々な仲間の協力を得て王国の再現を目指します。
まず、最初に5枚配られた「仲間カード」をドラフトしていき、5枚の手札を作っていきます。
その後、仲間カード「賢者」を持っているプレイヤーから順に、獲得した仲間カードを使ってアクションを実行します。
場に並んだ「王国カード」を獲得して、開拓地や宝物を獲得したり、建物を建設したりして王国を再建していきます。
仲間カードのアクションには様々なものがあり、ドラフトではその組み合わせをよく考えて選択しなければなりません。
また、王国カードの獲得は早い者勝ちなので、手番順も重要です。

最初のプレイでは、終了間際に致命的なルールミスをやらかしていたことが発覚し、ノーゲームにorz
気を取り直して2回目のプレイ。

このゲーム、自分のカードと仲間カードがうまく噛み合うと、かなり凄い勢いでカードを獲得してくことができます。
2回目のプレイではひいろさんが第1、第2ラウンドと完璧なプレイを見せ、一気にカードを獲得しました。
一方、噛み合わなかったこれくんは第1ラウンドで何もできないという状態に・・・。
場に開拓地カードが殆どなく、建物カードだらけになってしまったのが原因でしょうか。

他プレイヤーも負けじと頑張ってカードを獲得していきますが、獲得したカードが更なるパワーを産むシステムである以上、差はなかなか埋まりません。
結局、ひいろさんが築いた優位を守りきったままゲーム終了となりました。
最終的な結果は下記の通りで、まあ大差と言ってよいかと思いますが、初手で何もできなかったこれくんが終盤に一気に勝利点を増やすような場面もあり、たまたまひいろさんが完璧過ぎただけだったということでしょう。

場の王国カード、特に開拓地に左右されやすいかなあ、と思いましたが、そこはもっと「賢者」を重視しなければいけなかったのかな、とも思います。
プレイ時間については、仲間カードのアクションがパズルチックに組み立てられること、またドラフト後の手番はプレイヤー毎に行うこと、の2点から、思ったより長かったです。
何度も遊んでこそのゲームかなあ、と思いましたが、プレイしている間はとても悩ましくて楽しいゲームでした。

ひいろ:33◎ いずみっくす:17 これ:22 伝五郎:17 N島:24


【ヴォーパルス】
Dsc01131.jpg
最後は「ヴォーパルス」。
「アークキング」と同じくドラフトが中心となるゲームですが、こちらのほうがシステム的にシンプルで、より「世界の七不思議」に近いゲームです。

プレイヤーは島の覇権を狙う諸侯となり、100年間を戦い抜いて領土を拡張していくことを目指します。
戦争、ユニット、建物等、様々な方法で勝利点を獲得していき、第4ラウンドが終了した時点で最も多くの勝利点を獲得しているプレイヤーが勝利となります。
まず、最初に配られた5枚のカードをドラフトしていき、5枚の手札を作ります。
続いて、それらのカードを前衛・後衛として配置し、両隣のプレイヤーと兵力を比べ合います(戦争)。
戦争が終わると、ユニットや建物によって産み出された収入や資源を使って、建物を建設することができます。
そして最後に、25年の時が流れ、配置されているユニットに経年カウンターが配置されます。
この経年が「ヴォーパルス」の大きな特徴となっており、経年カウンターによりユニットが排除されたり様々な恩恵が得られるようになっています。
基本システムはかなり簡潔になっており、カードの効果もそれほど複雑なものがないため、インストはこの日のゲームで一番早く終わりました。

ということでゲーム開始。
まあ、メインルールの一環として戦争があるし・・・ということで兵力の高いカードを中心に集める方針で進めます。
上手い具合に兵力7を集め、「取り敢えずこれで6点(片方に勝利すると3点)獲得だな・・・」とドヤ顔で配置を公開したらこれがとんでもないw
ひいろさんは4+4で8、しかも次ラウンドは更に強化される体制を作っていましたorz
これくんには勝利できたものの、いきなり躓いてしまった格好です。
しかし、兵力重視の方針は変えることも難しく、建物も兵力を増強できる「兵舎」を選択。

第2ラウンド。
戦争に勝つと追加の勝利点を得られ、また自身も有能な兵力である「指揮官」を投入し、ひいろさんには無理でもこれくんには勝つ! と戦争に挑みました。
が。
今度はこれくんが兵力6を叩き出すカードを出してきており、まさかの引き分けを喫してしまいました。
あちらこちらで強力なカードが飛び出しており、自分の陣容を見て暗澹たる気分になりましたw

しかし第3ラウンド、救いの神がやってきます。
その名は「軍師」、後衛にいても兵力がカウントされ(通常は前衛のみ)、しかも自分の場の経年カウンターが兵力に加算されるという超優れもの。
コストである3金は実に重いですが、ここで躊躇っていたらこれまで何のために兵力重視をしてきたのか分かりません。
ということで、第3ラウンドにしてようやく両側に勝利することができ、「指揮官」と「兵舎」のボーナスもあって一気に勝利点を伸ばすことに成功します。

運命の第4ラウンド。
最初の5枚を見てびっくり、コストが低く、兵力の小さいカードばかりです。
ここでそれはないよー、と思いましたが、「軍師」がいるため、他のカードに経年カウンターを乗せることのできる「時計職人」を選んで祈ることにしました。
すると、次の4枚に、「トーテム像」があるではありませんか!
「トーテム像」はコストが2金かかるのに兵力は0というカードですが、経年で失われることがなく、ゲーム終了時に乗っている経年カウンター×2の勝利点が得られます。
恐らく、2点だけ得るより良いカードがあったので流れてきたのでしょうが、「軍師」と「時計職人」を持っている私にとっては渡りに舟のカードでした。
結局このラウンドはコストの高いカードは殆どなかったようで、大人しめのカードだらけになりました。

最終結果は下記のとおりです。
最終ラウンドの「軍師」+「時計職人」+「トーテム像」のお陰で、ギリギリこれくんをかわして私の勝利となりました。
これくんは戦争をあまり重視しておらず、建物等で勝利点を獲得しており、戦争中心にしなくても十二分にいけることが分かりました。

プレイ感は軽く、さくさくと進行できますが、カードの組み合わせは幅広く、ドラフトがかなり悩ましくなるゲームです。
配置できるカードが4枚のみ(途中で1枚増やせます)、ということもさることながら、やはり肝となる経年のルールがよく機能していると思いました。
この日に遊んだ3つのゲーム、どれも好評で甲乙付けがたい感じでしたが、一番人気はおそらくこの「ヴォーパルス」だったと思います。

いずみっくす:30◎ これ:27 伝五郎:26 ひいろ:22 N島:19

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ゲームと名のつくものは大抵好きです
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アナログゲーム勢(いずみっくす)であり、キャリバー勢(いずみっくす@群馬)であり、EQ2勢(Felda)である人です。Civ、HoMM等々PCゲームも大好きです。
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