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「サマルカンド」
【サマルカンド】
今回はメビウス便で届いた「サマルカンド」をプレイ。
何でも、"Age of Scheme: Routes to Riches"という鉄道ゲームを、クイーンゲームズがリメイクした作品とのこと。
鉄道ゲームというと難解な印象が拭えないところですが、このゲームはかなりシンプルにまとまっています。
手番にできる行動は僅か2種類で、手番毎に「部族と婚姻関係を結ぶ」と「婚姻関係にある部族のラクダコマをボード上に配置する」のどちらかを行います。
前者は部族に持参金を支払い、その後その部族のラクダコマを配置する権利を獲得することになります。
この持参金は配置の際に追加でコマを置くことに使われ、プレイヤーの所持金とは厳密に分けて管理されることになります。
一方、後者では、ラクダコマを交易品のあるマスに進ませたり、他の部族のラクダコマがいるマスに進ませたりすることにより、お金(=得点)を獲得していきます。
今回のプレイでは、私は南方の部族と婚姻関係を結ぶところからスタート。
北にある交易品を手に入れつつ、中央部族との友好関係を目指して進んできます。
ところが、中央部族の展開が思った以上に早く、中央から西方にかけてかなりの勢いでラクダコマが並んでいくことになりました。
ポイントとなるルールとして、「同じマスにラクダコマは2つしか配置することができない」というものがありまして、これを利用すると他プレイヤーの進路を塞ぐことができます。
このお陰で南方から中央へのルートは頓挫、西方は封鎖状態、東方は殆どラクダコマがない状態になってしまい、八方塞に><
仕方なく北方から中央へのルートを開拓しようと画策しましたが、快調にルートを延ばすE大臣の北西方向への流れに乗らざるを得なくなり、一人だけ美味しい思い・・・というわけにはいかなくなってしまいます。
ならば北東から何とか・・・と思っているうちにゲーム終了><
元が鉄道ゲームとは思えないほど、短時間で終わるゲームでした。
前述のとおりできることが非常に限られているためですが、だから薄いのか、という決してそんなことはありません。
手札、交易品の位置、他プレイヤーの動き、それらの要素を良く考えた上でどの部族と婚姻関係を結ぶか、そしてラクダコマをどう配置していくか。
シンプルながらも悩ましく、なかなか濃厚な駆け引きを繰り広げられるゲームとなっています。
結果こそ散々でしたが、是非またプレイしてみたいですね。
