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「けもぱに」
「レインボー」
「キャッチアウト」
「くにとりっ!」
【けもぱに】
この日は「けもぱに」の5人プレイからスタート。
所謂人狼系のゲームですが、4人から遊べるというところがポイント。
人狼はやりたいけれど人数が集まらなくてなかなか遊べない・・・というところには福音となるか!?
各プレイヤーには「キャラクター」と「役割」というカードが渡されます。
前者は公開されており、キャラクターに応じて特殊アクションを行うことができます。
後者は非公開で、これを隠しながら勝利条件を満たしていくことになります。
ゲームは、昼フェイズと夜フェイズを交互に行います。
昼フェイズでは誰が怪盗なのかを議論し、容疑者を一人決めて投票を行います。
夜フェイズでは怪盗が活動を行い、誰かの宝物が盗まれることになります。
人狼と違うのは、一度告発される、或は盗まれてもゲームから脱落しないことです。
この際失うのは「模造品」ということになり、もう一度告発されたり盗まれたりするまではゲームに残ることができます。
今回は、私が「探偵シャムロック」というキャラクターを引いてスタート時の親となりました。
このキャラクターはゲーム開始時(と親が回ってきた時)に他のプレイヤー1人が一般人かどうかを知ることができる能力を持っており、序盤の推理活動に大きな影響を与えます。
試しにあねごを指名してみたところ、一般人である、との回答が得られました。
私の役割は一般人でしたので、これは隠しておく必要がありません。
開始直後からあねごが一般人であり、自分自身も一般人であることをアピールし、他の3人に投票が向けられるよう仕向けます。
人狼系では毎回トリックスターとなってしまうN島さん、今回もやらかしてくれました。
容疑が高まり投票の結果脱落することになったのですが、役割は見事な一般人。
議論への参加が少なかったので怪しんだのですが、もう少し否定してくれても良かったんじゃないでしょうかw
これで、私は全員の正体が概ね掴めました。
私は一般人、あねごも一般人、となれば残る2人が怪盗と密告者なのは確定。
条件が整い過ぎている、と私に疑いがかかったりもしましたが、どうにかこれ君を脱落させることに成功しました。
その正体は密告者でした。
残るは私、あねご、E大臣。
あねごは私を信じてくれたようで、怪盗だったE大臣を告発してゲーム終了!
私の模造品も残っていたので、一応危なげのない勝利だったと言えるでしょう。
かなりお手軽に遊べる人狼、という感じです。
「温羅之末」の項でも述べましたが、やはり当てずっぽうになりやすい序盤の推理を進めやすくするシステムが採用されています。
また、模造品があることによって、簡単に口封じができなくなっているのは、少人数ゲームにとっては良いのではないでしょうか。
プレイ感は総じて悪くなかったので、たまに取り出して遊んでみたいと思えるゲームでした。
同じく少人数で遊べる人狼系ゲーム「ルプスブルグ」とのプレイ感を比べてみたいですね。
敢えて問題があるとすればやはりその設定とイラストなんですが・・・これは好き好きでしょうね。
私はもういい歳なので、少々気恥ずかしくもありますw
【レインボー】
続いてはさくっと遊べる「レインボー」。
場に並べられたカードを、手札と交換して得点に変えていくゲームです。
やることは非常に簡単で、スタートプレイヤーから順に、手札を任意の組み合わせで公開します。
「ソロ」はカード1枚、「セット」は同じ数字複数枚、「ラン」は「1・2・3」のような続いた数字です。
全員がカードを出し終わったら判定を行い、一番強い組み合わせを出していたプレイヤーから順に場のカードを獲得していきます。
これを繰り返していき、最終的に得点が一番高かったプレイヤーが勝者となります。
ルールは極めて簡単で、短時間でプレイできるゲームですが、毎手番なかなかに悩ましいです。
捨てるときは捨て、狙うときは狙う、という見極めが大切なゲームです。
それ故、我慢比べのような状態が続き、何処がそれが崩壊してゲームが大きく動くのが楽しいところだと思います。
【キャッチアウト】
更にグランペール作の「キャッチアウト」。
これまた短時間で遊べるブラフ系のゲームです。
手番を迎えたプレイヤーは山札から3枚のカードを受け取り、そのカードに書かれた数字を読み上げて隣のプレイヤーに渡します。
この際、本当のことを言う必要がないのがポイントです。
受け取ったプレイヤーは「チャレンジ」を行うことができます。
チャレンジを行う場合、数字が本当かどうかを宣言し、カードを公開します。
宣言が当たっていれば、チャレンジ側の勝ち、外れていれば渡した側の勝ちとなり、勝ったプレイヤーが3枚のカードを好きなように分配します。
チャレンジを行わない場合は、山札からカードを2枚追加し、1枚を獲得、1枚を捨てて再び3枚してから、更に隣のプレイヤーに渡していきます。
これを繰り返していき、山札がなくなった時点で得点が一番多かったプレイヤーが勝利となります。
序盤は嘘かどうかの根拠が全くないのでどうかなあ、と思いましたが、ある程度カードが明らかになってくると公開済のカードが増えてくるので予想しやすくなり、嘘もつき甲斐がでてきますw
「ファブ・フィブ」に似た感じがしますが、なかなか面白いゲームだと思います。
情報が少ないうちはなかなかチャレンジが発生しないのが難点でしょうか。
【くにとりっ!】
果たして、「天下の名城」は崩せるのか!?
検証第二弾でしたが、今回の2戦はどちらも名城の展開が早くて圧倒的なデッキ引き切り能力を見せ付ける結果になりました。
名城が複数並ぶと、出していないプレイヤーとの差が圧倒的になってしまい、どうにもならない感じです。
こうなると、カードサプライが固定なのが裏目になりますね。
どうやら対抗策がないわけでもないようですが、そうなると名城にいくか、対抗策にいくか、という二択になりかねない雰囲気があります。
これは、ちょっと苦しいゲームになってきたかもしれません。
