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「ばるば★ろっさ」
【ばるば★ろっさ】
まさかあねごからこのゲームのリクエストが出るとは思いませんでしたw
というわけで、やや予定を変更して、4人で「ばるば★ろっさ」です。
これまで3人プレイばかりだったので、初の4人プレイとなります。
初プレイ者はあねごだけだったため、インストからスタート。
基本システムの説明はドミニオンプレイヤーに対しては簡単に終わるのですが、兎に角カードが多いのがこのゲームの辛いところ。
終わってみれば結構な時間が経過していました。
さて、今回場から消えたカードは・・・「師団本部中隊」!
手札にある部隊カードを一気に場に出すことができるこのカードは紛れもなく強力なカードであり、戦略の中心に据え得るカードです。
このカードが場から消えた影響や如何に・・・?
さて、今回私の採用した戦略ですが・・・。
これまでは、何となくドミニオン的に補給カード(=お金)を増やし、高価で強力なカードを揃えてから都市を攻略し始める・・・というプレイをしていたのですが、今回はそれを捨てました。
低コスト部隊、特に抜群のコストパフォーマンスを誇る「装甲擲弾兵連隊」を中心に歩兵を並べ、そこに「突撃砲大隊」を組み合わせて都市を攻略する、という戦略です。
強力な代わりに配備の難しい戦車を強力にサポートする師団本部中隊(勿論歩兵とも相性はいいですが)がないので、戦車が圧倒的な力を発揮する前に場を制圧できるか、というところです。
まずは「擲弾兵連隊」についている購入+1を活かす方向でカードを購入していきます。
これまでは何はなくとも・・・という感じで擲弾兵連隊はすぐに配備してしまっていたのですが、これを改めて購入+1を活かせない場面では配備を避けるようにしました。
勿論メインの狙いは装甲擲弾兵連隊で、6金あっても装甲擲弾兵連隊を2枚購入したりして、歩兵を充実させていきます。
この際、3金と購入+1の得られる「航空輸送」が大活躍しています。
一度使ったら場に戻ってしまうとは言え、使っただけで装甲擲弾兵連隊が確定で買えるのですから、この戦略にはぴったりです。
歩兵が並んでくると、高地や陣地の奪い合いが始まります。
これまでのプレイではやや出遅れることの多かったN島さんが、今回は積極的にこれらのカードを獲得していきます。
一方、初プレイのあねごは勝手が分からずこの獲得レースからは脱落気味になってしまいます。
さて、今回のプレイでは最初の都市カードの防御力が18で、なかなかみんなが都市に手を出せないでいました。
結局、装甲擲弾兵連隊をずらっと並べ、そこに虎の子の「SS装甲連隊」を1枚だけ追加した私が最初の都市攻略に成功します。
イベントカードは運悪く+6が出てしまいましたが、そこまで想定して準備していたので問題はなし。
これで大きなアドバンテージを得ることができました。
その後は全員の準備が整ってきて、都市攻略が進んでいきます。
「野戦補充大隊」を展開して戦車の配備をサポートする伝五郎くん、「マンシュタインたん」の能力によって戦車を配備していくあねご、それぞれの戦略の効果が発揮されていきます。
N島さんはいつの間にか中途半端な配備状態になってしまい、都市攻略レースには食らいついているものの、場が苦しくなってしまいました。
こんな状態が続いたため、最初に都市を攻略しているアドバンテージがじわじわと効いてきます。
いよいよ終盤。
私は「泥濘」で足止めを食らい、デッキが分厚くなったことでなかなかこれが取り除けなくて往生することになりました。
あねごはようやく出てきた「総統の逆鱗」を食らい、戦略の大黒柱と言うべきマンシュタインたんを失い、急ブレーキ。
N島さんは相変わらず配備状態が良くありません。
こうなると、邪魔を受けず展開を続けてきた伝五郎くんが怖い存在です。
しかし、この状態になった時点で、残された都市カードが少なすぎました。
この時点での都市カード枚数は、私が3枚で他の3人が2枚。
都市カードの枚数は、最終目標である「モスクワ」を含めてたったの3枚です。
ここで私はやや戦力の落ちていた部隊を総動員し、半ば無理矢理都市を攻略します。
泥濘が取り除けていれば楽勝だったのですが、最後までこれは取り除けませんでした。
その結果、場はボロボロになりましたが、何とか4枚目の都市カードを手に入れることができました。
そして・・・購入したカードは「コマンド部隊」。
その購入時の能力により、モスクワの上に載っていた都市カードをモスクワの下に動かし、ゲームの終了を早めます。
結局、私の次で伝五郎くんがモスクワを攻略し、ゲームは終了となりました。
結果は下記の通りで、10点差で私の勝利となりました。
これまで何回かプレイしてきた「ばるば★ろっさ」ですが、概ね好評です。
今のところ、飛び抜けて強力な戦略というのは見えておらず、戦略の幅がある印象を受けます。
1種類だけ場のカードが無くなる、1枚だけ手札を残せる、といった細かいルールがうまく機能していると思います。
欠点らしい欠点は、絵の問題を除くと、プレイアビリティの悪さとゲーム自体の長さでしょうか。
もう少し短時間で終わる設計になっていれば更に評価が上がったのではないかと思います。
あねご:25 いずみっくす:47◎ 伝五郎:37 N島:32
